記憶と記録
幾度か登場したが、私の開発チームメンバの一人は、
記憶を残すことが苦手である。
なので、言った指示、読んだメール、
3歩歩くと忘れてる。
そこで間違った仕事を進めてしまう。
そこで、記憶を取り戻せばいいのだが、
取り戻すこともできず、後で取り返しのつかない状況になる。
そこで私に指摘されてやっと記憶を取り戻す。
でも、そこでも取り戻すことができず、
メールを再度読み直して取り戻すこともある。
そこで、記憶を残す為に記録をとりなさいと指示したのだが、
記録を取ることすら忘れてしまうのである。
何故、この様なことになってしまうのか、、、
まずは、今までその様な記憶の運用でも問題なくやってきたのだろう。
たとえば学生は、学習における生産性は求められない。
1つの知識を5分で記憶できるも人もいれば、
数日かかって記憶する人もいる。
が、時間がかかっても、試験で結果を出せばいいだけで、
時間がかかる人は、人より余裕のある時間を過ごせないだけであろう。
仕事においてはそうも行かない。
短時間で精度高い仕事をこなす必要があるからだ。
彼が、今までどのように記憶を残してきたか、
またその残し方が正しかったのかは私は管理することではない。
が、今、部下として仕事をして頂くには、
今の記憶の残し方では、申し訳ないが無理である。
少なからず、記憶を残す為に、記録を取る行為はやって頂きたいものだ。
| 固定リンク
「仕事」カテゴリの記事
- 課長になる(2010.04.04)
- 名前負けしてるよ。(2009.06.17)
- いざ纏めるとなると(2009.03.11)
- やること多い(2009.02.12)
- 仕事で色々ありまして(2009.01.21)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント